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ライター大曲智子のお仕事とときどきフリートーク。ご相談やご連絡、記事のご感想などは→detroit_8000@hotmail.com

「2nd」12月号発売中です

「2nd(セカンド)」12月号が発売中です。

映画インタビューは、井筒和幸監督最新作黄金を抱いて翔べに出演されている、
俳優の桐谷健太さん
桐谷さんの映画デビュー作は、井筒監督の『ゲロッパ!』。
その後、『パッチギ!』、『パッチギ!LOVE&PEACE』にも出演し、いまや井筒組の常連ともなっています。
(私は『パッチギ!』シリーズで桐谷さんが演じたキャラクターが大好きなんです)
今作で4度目の井筒組ですが、また呼んでもらえたからこそ緊張もするし、
なにより張り切るのだとか。
そんな可愛らしい一面がインタビューでも感じられました。

桐谷さんがいつも持ち歩いている「ある物」も紹介しています。
ご本人いわく「大阪人らしい」アイテム!
なにより桐谷さんの人柄がにじみ出ています。

お別れの際は、私とカメラマンに自ら進んで握手を申し出てくださいました。
まっすぐで気持ちのいい方に会うと、こちらまでパワーをもらえます!

『黄金を抱いて翔べ』公式サイト
11月3日より全国ロードショー



ビジュアルで世界に挑むアーティストをがっつり紹介するThe Visual Performerのコーナーでは、
本日10/27よりアニメ映画009 RE:CYBORGが公開された、神山健治監督にインタビューさせていただきました!

神山監督といえば『攻殻機動隊 S.A.C』シリーズや、TVアニメ「精霊の守り人」、
TVアニメ「東のエデン」などなど、代表作がどれもアニメ史に名を刻む作品ばかりという、
まさに現在の日本アニメ界をけん引する監督のひとりです。
原作モノもオリジナリティを持って神山アニメに昇華させてしまう、抜群のセンスをお持ちです。

そんな神山監督が、石ノ森章太郎の未完の大作「サイボーグ009」をアニメ映画化。
しかも手描きではなく、フル3DCGです。
CGと聞くと拒否反応を示す方もいると思いますが、
この作品は、確かにCGなのに、わざと手描きアニメのタッチを残しており、手描きのアニメに慣れた人でも違和感は少なく観られると思います。
そして、手描きではできなかった細かい描き込みやスローモーションを実現。
手描きでもない、アメリカのCGアニメとも違う。
圧倒的な美しさを持った日本発のアニメーションです。

しかし神山監督がCGアニメに挑戦した理由は、技術や表現だけはないそう。
それはアニメ業界の人材問題。これを、なんとCGが解決してくれる??
日本が世界に誇るアニメーションの火を絶やしたくないという、
神山監督の熱意にもつながる、大きなお話になりました。

あちこちのメディアに登場している神山監督ですが、
私物をたくさん見せていただいたのは、きっと「2nd」だけではないかと。
革が大好きだという監督の私物や、アニメっぽいアイテムまで多数見せていただきました。
映画をご覧になった後、ぜひこちらもご一読ください。
あ、映画はできるなら2Dより3Dで観ることを強く推奨しますよ!

『009 RE:CYBORG』公式サイト
全国公開中