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ライター大曲智子のお仕事とときどきフリートーク。ご相談やご連絡、記事のご感想などは→detroit_8000@hotmail.com

「Discover Japan」「婦人画報」発売中です

●「Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)」6月号

特集は「マンガの力。」。
日本が世界に誇るカルチャー、マンガをこの雑誌ならではの切り口で特集しています。
私は以下の記事を担当させていただきました。

○現代作家・山口晃のマンガ論
モダンアートに革命を起こした画家の山口晃さんにインタビューさせていただきました。
『モーニング』の表紙を何度か手がけていたり、ラジオにご出演されたのを聴いて面白い方だなと思っていたので、取材できることになってとても嬉しく、光栄でした。
ご本人はとても気さくで、ちょっと毒が混じっていて……いつまでもお話を聞いていたいほどでした。
画家にマンガはどう見えているのか? 気になると思います、ぜひ。

○『重版出来!』から読み解くマンガ業界の基本
マンガ制作の現場や出版業界の裏側を描いている群像劇、『重版出来!』。
作者の松田奈緒子さんと、担当編集であるスピリッツ編集部の山内菜緒子さんにお話を聞かせていただきました。
山内さんとは昨年末にある懇親会でお会いしたばかりだったので、「私が書きたい!」と手をあげました。
同作のファンはもちろん、まだ読んだことがない人にも、作品の熱意が届く記事になればいいなと思って書きました。
昔ほんのちょっとマンガ業界の末端にいたことがあるので、「覚えておきたい業界用語」コラムも私が書いております。
当時の事を思い出しながら書きました。

○映像業界が語る「次に映像化したいマンガは?」
↑をテーマに、映像業界の方々にアンケートを取りました。
『テルマエ・ロマエⅡ』稲葉直人プロデューサー、アートディレクター秋山具義さん(「進撃のちょ人」、「マルちゃん正麺」など)、『LUPIN THE THIRD 次元大介の墓標』脚本の高橋悠也さん、『捨てがたき人々』榊英雄監督&脚本の秋山命さん、クリエイティブ・ディレクターの髙崎卓馬さん(「NURO DEVILMAN」、「ムッシュはつらいよ」など)、「悪魔のリドル」シリーズ構成・脚本の吉村清子さん、『スイートプールサイド』松居大悟監督、「月刊ニュータイプ」水野寛編集長。
以上8人の映像のプロが考える、映像界したいマンガとは? 目の付け所がさすがという印象です。

○マンガのプロが選んだ感情別作品
こちらもアンケートページです。マンガライターさんや書店員さん、取次のマンガ担当者など、マンガをお仕事にしているプロの方たちにおすすめのマンガをセレクトしていただきました。
思いきり笑えるマンガ、せつなくなるマンガ、泣いてしまうマンガ、頭をからっぽにして読めるマンガの4テーマ。
ほかのページでは紹介されないような、だけど確実に読まれるべきマンガばかり。
個人的には読むのが楽しかったページです。





●「婦人公論」6月号
初めての媒体です。
「東京の隠れ家お寿司屋さん」特集で、少しですがお手伝いをさせていただきました。
等々力・會、代々木上原・久遠、経堂・喜楽、西荻窪・まるふく。
以上の4店を取材しましたが、どのお店もご主人の人柄が心地よく。
寿司への自信は大っぴらにしない。味とサービスでお客さんを笑顔にする。
なにか大切なことを教えてもらった気がします。
どのお寿司屋さんも手頃な価格で極上の味。ぜひご予約の上行ってみてください。