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ライター大曲智子のお仕事とときどきフリートーク。ご相談やご連絡、記事のご感想などは→detroit_8000@hotmail.com

「2nd」7月号&日刊サイゾー

●「2nd」7月号

『青天の霹靂』原作・脚本・監督・出演の劇団ひとりさんにインタビューさせていただきました。
原作小説を書いている段階から、「映画化したい」と思っていたというこの作品。
原作者自らがメガホンを取ることで、ひとりさんが表現したかったイメージが最大限に実現されています。
ひとりさん演じる父親は、原作と映画ではキャラクター性が異なっていたりと、見比べるのもまた楽しい作品。
素晴らしい美術スタッフによって再現された昔の浅草のセットは、役者さんが「まだこんなところが残っているんだね」と勘違いしてしまったほど、細かく古めかしく作り込まれているのだそう。
劇団ひとりさん、もう「やりたいことやりつくしちゃって、今は抜け殻」なんだとか。
そのあたりいろいろ聞いてますので、本人の言葉で読んでほしいです。
ぜひ誌面をご覧ください。

新作映画コーナーでは、ウェス・アンダーソン監督の傑作『グランド・ブダペスト・ホテル』SNS時代を生き抜く人々を描いた群像劇『ディス/コネクト』、巨匠ジャ・ジャンクー監督のオムニバス『罪の手ざわり』の3作品を紹介&レビューしてます。どれも自信を持ってすすめる、個人的にとても好みな力作です。





●日刊サイゾー花と蛇 ZERO』天乃舞衣子さんインタビュー

「撮影初日の自慰シーンで、逆に開き直れた」初SMプレイに挑んだ天乃舞衣子が出会った、新たな“快感”とは?

過激な見出しがつけられていますが、内容は女性でも読みやすいようになっているかと思います。

『花と蛇 ZERO』は、人気の『花と蛇』シリーズ最新作。
私はこのシリーズを初めて拝見したのですが、3人の女性がステージ上で縛られて吊られる緊縛ショーは圧巻。芸術の域に達していました。
男性向けの作品と思われがちですが、女性でもうっとりしてしまうのでは。
取材では主演の天乃さんたち3人がフィーチャーされていますが、個人的には若き緊縛師の青年エディ(辻本祐樹さん)がとてもセクシー! 女性必見です。

そのほか木村祐一さん、菅原大吉さん、津田寛治さん、榊英雄さんなど豪華キャストが周りを固めていますし、監督は『探偵はBARにいる』シリーズの橋本一監督なので、笑いどころもあるエンターテインメント作品に仕上がっています。
18歳以上の、精神的に大人な方であれば大丈夫。ちょっと勇気を出して、ぜひ劇場に観に行ってみてください。