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大曲智子広報室

ライター大曲智子のお仕事のお知らせとフリートーク。お仕事のご相談やご連絡は→detroit_8000@hotmail.com

「ピンポンCOMPLETE BOX」よもやま話

●「ピンポンCOMPLETE BOX」

8月27日に発売された、TVアニメ「ピンポン」Blu-ray、DVDの限定版BOX「ピンポンCOMPLETE BOX」

全11話収録はもちろん、豪華特典が満載のスペシャルなBOXとして話題です。

・オリジナルサウンドトラック Complete Edition(2枚組)

↑牛尾憲輔氏によるとんでもない完成度のBGMたち…このBOXでしか入手できません!

湯浅政明の創作ノート

↑原作者・松本大洋氏との対談ほか、放送開始前インタビュー、最終話完成後インタビュー、絵コンテ前に書かれたシリーズ構成案、作画修正などなど、充実のハードカバー本!

・アニメーションメイキングブック

・オリジナルTシャツ

松本大洋描き下ろしイラストを使った、着るのがもったいないほど可愛らしいデザイン!

そのほか映像特典もすごいです。湯浅監督による全絵コンテ収録のほか、スタッフ、キャストによるオーディオコメンタリーも必聴。Disc1のメニュー画面を開くと、スマイルの鼻歌がフルで流れるスペシャル仕様!


アニメ評論家の藤津亮太さん指揮のもとで進められた、このCOMPLETE BOX編集作業。私も微力ながらお手伝いさせていただきました。

「アニメーションメイキングブック」の中で、キャストインタビューをメインに取材・執筆しております。

 

・スマイル/月本誠=内山昂輝さん

・チャイナ/孔文革=文曄星さん

・ドラゴン/風間竜一=咲野俊介さん

以上3名のキャストの方々へのインタビューと記事構成を。そして、

・ペコ/星野裕=片山福十郎さん

・アクマ/佐久間学木村昴さん

・音響監督=木村絵理子さん
こちらの3名へのインタビューは藤津亮太さんが行い、私は構成を担当しました。

そのほか、メイキングブックにはライターの上田繭子さん、細川洋平さんも執筆されています。

 


 

一ファンとして毎週楽しみに観ていた「ピンポン」だったので、取材の依頼をいただいたときは驚きました。

最終話のアフレコを見学させていただいたのですが、スタッフさんと声優の皆さんの想いがひとつになっているのがよくわかる、感動的なアフレコでした。

メインキャスト5人に加え、野沢雅子さん、屋良有作さん、小川真司さんという伝説の方たちもいらっしゃるのを見たときは、平静を装っていましたが腰が砕けそうに……。

ガヤ収録も全キャストで行った後、アフレコがすべて終了。その瞬間、その場にいるみんなが自然と拍手。なかなか見ることのできない、貴重な瞬間に立ち会ってしまいました。

私が最初にインタビューをさせていただいたのは、スマイル役の内山昂輝さん。その最終話アフレコの直後でした。内山さん含め誰もが余韻に浸っていた流れでのインタビューだったので、その名残惜しい感情も素直にお話しいただいています。ほかでは見られない(と思う)内山さんが気になる方は、ぜひCOMPLETE BOXのメイキングブックを読んでください!

 

それからさらに数日後、オーディオコメンタリーの現場にお邪魔し、「片山さん・内山さん・文さん」のコメンタリー収録、「片山さん・木村昴さん・咲野さん」のコメンタリー収録も見学させていただきつつ、木村昴さん、咲野俊介さん、文曄星さんにじっくりインタビューをさせていただきました。

 

キャスト5名の皆さんにお話を伺って感じたのは、キャラクターの掘り下げの深さ。自分と距離を保ちつつも、キャラクターはこんなときどうするか、何を思うかなどを、「彼はきっとこうだと思う」とちゃんと話すことができるんですね。それは「ピンポン」だからこそだし、絶妙なキャスティングのおかげでもあるかと思います。

 

音響監督の木村絵理子さんは、誰もが驚いたこのキャスティングの仕掛け人。宇宙人のようなペコを誰に演じてもらおうかとなったとき、お囃子の片山福十郎さんを思いついてしまう離れ業。アクマに木村昴さん、ドラゴンに咲野俊介さんをパッと思い浮かべたのも木村絵理子さんだそう。ご本人はとても謙虚な方ですが、たくさんの経験を積み重ねてきた結果、このようなミラクルが生まれたのだなと理解するしかありませんでした。

 

ライターとして私ができることは、大勢の人たちがこの作品に注ぎ込んだ熱意を、できるだけわかりやすい文章にすることだけでした。
プロデューサーの新宅洋平さんや湯浅政明監督を始め、スタッフ・キャストの「ピンポン」への愛情は、この作品に十二分に詰まっています。それを感じられるのは、パッケージ化されたこのBlu-rayとDVDだけなんです。
この内容にしてオトクすぎるお値段。損はしない! 満足しかありえません。

 

余談ですが、後日行われた「ピンポン」の打ち上げにも参加させていただきました。取材させていただいた皆さんとお話をさせていただいているうちに始まった、松本大洋先生直筆イラスト争奪卓球大会。
最後は木村昴さんvs EunYoung Choi副監督という、まるで決勝戦のような試合に!
木村昴さんがアクマ的な根性で勝利を納め、ペコのイラストをゲットされました。
私はその昴さんとイラストと一緒に記念写真を撮らせていただいたことが、最高の思い出になりました♪




原作もあわせてCOMPLETE!